毎日放送制作の「世界まるごとHOWマッチ」（TBS系列）を小学生の頃、熱心に視聴していました。 司会の大橋巨泉さんの巧みな進行ぶりに、レギュラー解答陣の石坂浩二さん、ビートたけしさんとの絡みが大変面白かった番組です。 この番組は、海外のモノやサービスの値段を当てるクイズ番組で、世界中で取材されており、当時とても遠かった異国の様子がわかる番組でした。 さて、私が特に見たい回は、ビートたけしさんがふざけすぎて「デビル人形」が番組に登場することになったきっかけの回です。 世界まるごとHOWマッチでは、答えが正解に近かった解答者には「ニアピン賞」が送られ、ニアピン賞が１０個貯まった解答者には世界一周旅行がプレゼントされていました。 また、正解から２桁ずれた解答者は「ロストボール」としてニアピン賞を没収されるルールでした。 当初、ロストボールはニアピン賞が手元に無いと没収されないルールでした。 その回では、ビートたけしさんが１問目でニアピン賞を獲得し、初めてニアピン賞１０本を獲得し世界一周旅行を獲得しました。 ２問目からはビートたけしさんが、手元に没収されるニアピン賞が無いことを良いことに、ふざけた解答を連発し、司会の大橋巨泉さんから叱られるという回でした。 この回はとても印象深く、３０年以上たった今でもよく覚えております。 当時、VHSは家にありましたが、毎回録画をしているわけでもなかったため、手元に番組テープはなく、見返すことはできません。 CSでの再放送もされておりませんので、見ることができないのが大変残念です。 この回に限らず、「世界まるごとHOWマッチ」は昭和のテレビ史に残る番組だと思います。 電波少年Wさんで、ぜひとも取り上げていただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。