【電波少年Wゲスト・藤村忠寿さんの記憶】 Q：『水曜どうでしょう』といえば食事も重要。今まで海外の飲食店で食べたもので、一番おいしかったものと、一番マズかったものは何ですか？ それこそ最終回のベトナム、カブで走った時。あれはずっとおいしかったですよ。ベトナムって、ずっと公安の方がついてくるんですよ、車に乗って。だから、公安の方が全部取り仕切ってくれる、飯場。 僕ら、そういうのが今まで一度もなかったから、自分たちで見つけて入ってたから。当然、向こうもベトナムの悪いところは見せられないっていうんで、割と田舎でもおいしい所に連れていってくれて。ベトナムの飯は最高にずっとおいしかったな。 クソマズイのは、アメリカとヨーロッパのサービスエリア。あれはほぼサービスエリアで食ってるんだけど「あれ？　こんなに食べれないものって、人類まだ作れるんだな」っていう。「よく作れるな、これ。よくこのライスをこの訳の分からないソースでサラダにしたな、お前！　これ誰だよ、一体考えたのはさ！」っていうぐらいの、そういうのはあるっていうぐらいかな。 俺、食い物は割と外さないんですよ。日本でもそうだけど、サイコロの旅とかで日本中もすごい回ってたの。その時には駅とかに着くじゃないですか？　あの当時、もちろんぐるなびも何もないから、その時に必ずやってたのは、駅の本屋さんに行って、そこの地元紙を俺が立ち読みで熟読してきて、それで、地元で皆さんに愛されてる店みたいのを全部調べて、そこの店に食いに行くとかっていうのは、ロケの中で俺が一番力を入れていたことかなっていうぐらい。 俺は大体、鼻が利くんですよ。これ、大泉に任せるとダメなんですよ。あいつがやると本当に。