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電波少年Wゲストの記憶

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【電波少年Wゲスト・藤村忠寿さんの記憶】 ー 「マレーシアジャングル探検」を振り返って やっぱり、われわれの中で一番強烈だったというのは、マレーシアのジャングルでの体験。これはね、ジャングルっていうものに一回行きたかったのよ。やっぱり名前がいいじゃない、「ジャングル」ってさ。まあ、マレーシアだから割と近いし。旅費が安いし。基本的にガイドとかつけないからさ、うちは予算がないから。 4人だけでジャングルに入ってだよ、全然ガチで。それで、動物を観察する粗末な小屋があるわけ。そこで4人でいて、動物を観察しようと思って夜中にいたら、本当に向こうで目が光っていて。いや、もう目が光ってるっていったら、そりゃあどう猛なものでしょう! トラはいるって言ってたから。普通、ジャングルにシカってあんまり頭の中で結び付かないよ! 本当にシカだったの、それが。だけど、あの時は本当に怖かったな。 もう鈴井さんは本当に俺たちの命を守ろうとして、バリケードを作ろうとしてたからね、マットで。後で大笑いだけどね。「あんた、これで何するつもりよ!」って思ったけど。自分たちで本当に命の危険を感じたっていうので、ガッチリ固まったっていうのはあるね、4人の出演者とスタッフで。あれはテレビ番組っていうものを超えた何かみたいなのがありましたね。 (焦ったでしょう?という質問に対し)焦るどころじゃない。だけど、ああいう時にそれぞれの4人の人間性みたいのがよく見えて。割と大泉は一切しゃべってないんですよ、あれ。あいつ、ああいう時は面白くないんですよ! もう冷静だから! 危険を感じるから、まず冷静に見極めようとしてるから、テレビ的に面白いコメント一つもあいつは言ってないんです。俺はまだやってたけどね!「火だ! 火だ!」って言うから、取りあえず100円ライターかなんかでカチッカチッって、なんか場を和ませようと思ってたけど「何やってんだ! あんた!」って、普通に怒られたぐらい(笑)。

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