「金曜ドラマ「無邪気な関係」」
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電波少年Wゲストの記憶

電波少年Wゲストの記憶 中の人

【電波少年Wゲスト・室井滋さんの記憶】 ー 出演のキッカケについて 利重剛さんっていう、監督でもあり小山内美江子先生の息子さんが、自主映画の仲間だったの。それで剛ちゃんが、「おふくろが学生ものの、色々と取材したいって言ってるから、ちょっとアルバイトしない?」って言われて。「それって、学生のことを取材してくればいいの?」って言ったら「そう」って言って、先生にお目にかかって。それで、しばらく先生のかばん持ちというか、アルバイトをしてたんです。それで、学生のベンチャービジネスのこととか、ちょうどそういうのが流行っていたから。 話は飛びますけども、その辺りで父が亡くなって、叔母から「しばらくこれで過ごしなさい」って言って100万円が。「しばらく仕送りしないからこれでやって」って言われて。100万円なんて持ったこともなければ見たこともなかったので。私、その100万円を、人にちょっと騙されたっていうか、口車に乗って、大沢商会がつぶれて「HEAD」のバッタ品を100万円買っちゃうんですよ。レオタードとかタンクトップとかグラムで。トラックで行くぐらい、すごいのを100万円買っちゃって。 値段がものすごい高額だから、これで売っていいんだって言われて、バッタ品ってグラム買いなんですよ。それで「やった!」と思って。「これで買ってもらったら、ものすごい何十倍にもなるじゃん」って、子どもだから。 それで、それを売り歩いてたことがあるんですよ。なかなか売れないんですけども。でも、グラムで買ってるから多少売れる日もあり、それを売って生活してた時があるんです。もう部屋の中がバッタ品だらけで、寝る所が一畳ぐらいしかなくて、段ボールの中で。 それを自主映画の仲間とか利重さんも知ってたので、その話を多分先生にされたら、そういうベンチャービジネスのことを聞きたいって言われて(笑)ベンチャービジネスでもなんでもないんだけども(笑) その時に先生が「どうもあなた、女優を目指してるらしいじゃない?」って言って。

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