「マジカル頭脳パワー!!」
のみんなの記憶

taiyaki

taiyaki

マジカル頭脳パワーとか結構テロップとか文字がたくさん使われていますが、どのように編集してたの? 当時はまだpcとか普及してないから、手書きでテロップとか入れてたりしたのでしょうか?

この投稿へのコメント

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Tプロデューサー

Tプロデューサー

taiyakiさん マジカルと電波はほぼ同じ時期だったのでまだPCでデータで作るところまでいってなかったと思います。ワープロか簡単なPCで売ったものを紙で出力して、それをテロップホルダーに入れて編集で入れてたんじゃないかと思います。その時代より前はまさにテロップ屋さんが作ったものを入れていたんですが、ワープロまたはワープロソフトができたのでADが作ってアナログで入れていたのが主流だったと思います。そのうちソフトになってデータで読み込むようになったのではないかな。

taiyaki

taiyaki

返信ありがとうございます。 なるほどです。 話を聞くだけで、かなり大変な感じがいたします。 そう考えると、テレビ作りも簡単になったのかなと言う印象を受けます。

コメント1件
電波少年Wスタッフ Aくん

電波少年Wスタッフ Aくん

たしかに今ではYouTube含め、手軽に映像に文字が入れられるようになりましたが その昔はどういった工程だったんでしょう? テロップの職人がいたとかいないとか...。 テロップ以外にも今の技術がない頃の技術さんの裏話も聞いてみたいですよね。

うちゃ

うちゃ

テロップの歴史に興味を持ってしまったので、色々とネットの世界をさまよっていたところ、詳しいページが出てきました。「テレビと写植」などというワードでネット検索すると出てきます。いくつか読んでみましたが、テロップ職人さんの話から歴史に至るまで実に読み応えがありました。 https://duckduckgo.com/?t=ffab&q=%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%81%A8%E5%86%99%E6%A4%8D&ia=web 昔のテレビ番組で見かけた、印刷した活字文字のようなテロップは、1983年に写研というメーカーが開発した「TELOMAIYER」(テロメイヤ)という活字タイプライターみたいなもので、紙焼きのテロップカードを作ることを目的とするテロップ専用の写植機のようなシステムで作っていたようです。 1985年発売の「テロメイヤ-TG」で初めてテロップのデータを直接映像として出力できるようになり、1989年にはPC9801ベースの「テロメイヤ-C」がTBSに導入され、2000年頃にさらに後継の「テロメイヤ-C1」(本体が約1億円前後したとか)が発売された。 他社からも例えば1986年にラムダシステムズが、1993年に朋栄がテロップ(キャラクタジェネレーター)のシステムを開発した。 PCベースのテロッパーは1990年頃に一部の局の報道番組などで本格的に導入されはじめて、徐々にその他の番組へと普及していったようです。 実際の編集作業においては、作成したテロップを静止画像として別メーカーの静止画ファイル装置に記録させ、スイッチャーなどで映像と合成させるような使い方をしていたらしい。 「電波少年」(1992年放送開始)や「マジカル頭脳パワー」(1990年放送開始)は、徐々にPCベースのテロッパーに移行していく過渡期だったかもしれません。確かにマジカルを見ると初期と終わる頃ではテロップの質が違う気がする。 こちらのページに興味深い記述がありましたので引用します。 http://ryougetsu.net/report_telop2.html 『番組によっては(中略)ワープロで文字を打ち、印字した紙を白黒反転コピーしてテロップカード化した上でオペークにかけ、編集機材を駆使して何とかテロップに仕上げた...なんていう「猛者」もいます。』 これはTプロデューサーが返信していた内容に近い! 電波少年のADや編集担当者は猛者だったのか!(笑) 興味深く色々見てたらこんな時間になってしまった。連休だからまあいいか。 いつか、テレビの裏方さんに当時の番組作りの技術的な苦労話などを聞かせてもらうような回もあったらいいなと思いました。 ちなみに現在のテレビ局のテロップは、例えばTelopStatiotnという専用ソフトで作っている事が多いようです。 長文失礼しました。

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うちゃ

うちゃ

コミュニティメンバーにテロップ屋さんらしき方がおられたと思うので、コメントがつくかなと思っていたのですが、なかなか付かないですね。 私が見ていた範囲では、「マジカル頭脳パワー」は基本的にはコンピューターで作ったテロップを多用していると思います。 コンピューターに専用のテロップソフトと、テレビ用の信号にして出力する部分を組み合わせたものが商品化された最初の頃は、数百万円とかしていたと思います。フォントの種類も少なかったようですし、フォントそのものもたいへん高額でした。 3D文字とか、くねくね動くような、例えばオープニングタイトルみたいなものは、CG専用のコンピューターから出力した映像を合成しているのでしょう。当時の技術ではコンピューターからリアルタイムに動いた状態で出力する事は困難で、コンピューターで1コマ分の映像を作ったらVTRで1コマ録画して、次のコマの映像を作っては…を繰り返して収録した「動きのあるテロップやOPタイトルを収録したVTR」をあらかじめ用意した上で編集作業にのぞんでいたはずです。 「マジカル糸でんわ」などで人がしゃべったセリフの吹き出しの文字は、一度、紙などに手書きしたものをコンピューターで取り込んで合成しているようにも見受けられます。 その昔は、白黒反転した状態のテロップ原稿(黒地に、白文字で書いたもの、紙焼き)をフライング・スポット・スキャナ(FSS)という装置で読み取り、専用の装置で画面に合成させるやり方でテロップを実現していたそうです。この場合、原稿の黒い部分は透過し、文字色や影、縁取りなどは基本的に合成する機械の機能しだいで着色できました。 「リニア編集」「テロップ」などのキーワードでネット検索すると、そのあたりの事を説明したホームページを見られると思いますよ。 以上、テロップ屋さんでもないのに、出しゃばってすみませんでした。 もし間違ってたら指摘していただければ幸いです。

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