電波少年Wゲストの記憶 中の人
【電波少年Wゲスト・菅賢治さんの記憶】 ー 明石家さんまさんとの出会いについて 入社した1年目、中途採用で入って、それこそ加藤光夫さんとかが「とにかくさんまちゃんを日本テレビに出したいんだ」って言って。本人出たくないって「俺はフジっ子だ」っておっしゃってますよ、って言って。 ラジオを毎週聞いてたんで、TBSの『明石家さんまのおしゃべりツバメ返し』。それを聞いていたら、フジテレビさんから社長賞で全自動マージャン卓をもらったと、さんま師匠が言ってるわけですよ。「マージャン部屋は大いに結構なんだけど、あそこは寒いから各局にいろいろな物を持ってこさせよう」って言って「日テレはストーブやな」って言って。色々なことを言って「テレ朝は金ないから湯飲みでええわ」とか言って「庭にプールがないから、電通にプールを造らせようよ」って言って「これはいいこと聞いた!」と思って、俺は吉川圭三と二人で行って「日本テレビです。ご注文のストーブとプールを持って参りました」って。プールは自衛隊の人が使うような。真冬だったのに、ものすごい探して、東急ハンズにあったんですよ。 そうしたら、すごい喜んでくれて「日本テレビにもこんなシャレの分かるやつ、いるんだ!」って言って、ラジオで「日本テレビの吉川と菅が……」って言って「俺らの名前言ってくれた!」って、すっごいうれしいじゃないですか。 それから、吉川はその時「笑ってコラえて!」とか『世界まる見え!テレビ特捜部』とかやっていたので、すごい忙しかったんですよ。僕はすごい暇だったんですよ。だから、それから3カ月、4カ月、僕一人で行ったんです。 そこのTBSの人たちがものすごくいい人で、普通さ、逆だとしたら「迷惑なやつだな」と思うじゃないですか。ただ一人でぽつんとサブコンに座って、だけど差し入れのケーキとコーヒーを出してくれるんですよ。 そこのプロデューサーの鈴木さんていう人が、ある時に「ちょっとこの後、話いいですか?」って。やっと「迷惑だから来るな」って言われるんだと思ったら、だけど鈴木さんは「いや菅さんね、さんまさんって、ああやって見ていないようで、菅さんのことはちゃんと見ていますからね。来週からも頑張ってください」って。こんな人いるの?って思って。
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