古畑任三郎で「三谷作品」に出会い、「王様のレストラン」と同等に今でも大好きな作品。 古畑での優秀だけど偏屈な田村正和さんと古畑に疎ましく思われてるポンコツながら神憑り的な何かで古畑にひらめきと発想を与える西村まさ彦さんを全く真逆にした感じで、見た目は大人・中身は子供の全国民から嫌われてるわがまま総理と超優秀な首席秘書官を筆頭に「歴代最短内閣という不名誉だけは残したくない！」というしょうもない理由で無様にあがく… なんだかドラマなんか（今の日本を表してる）ドキュメンタリーなんだか…と言いたくなるようなコメディ。 コメディ部分の面白さは勿論だが、最終話の総理の演説は放送当時でも心打たれたが今見るとじんわり涙が出てくる…。 我が国でもいつかあの演説の通りになる日が来るんだろうか…。 というと政治色が強すぎて変な言い争いになりかねませんのでこのへんにしときますが(笑)、三谷作品好きなら…ってか好きな人はもう見てるでしょ、なぐらい有名なのでまだ三谷作品に触れてない人、兎に角面白いコメディが見たい人にはおすすめです。 DVDでレンタルもされてるのでぜひ。